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2026.03.05
25年のマレーシア不動産取引件数、5年ぶり減少も高水準維持

マレーシアの国家不動産情報センター(NAPIC)によると、2025年における不動産取引件数は前年比1.0%減の41万6,413件となり、2021年以降で初のマイナス成長となった。ただ、過去最高となった前年と同等の水準を維持しており、引き続きマレーシア不動産に対する需要が旺盛なことが示された。

一方、取引額は前年比4.1%増の2,418億7,000万リンギ(約9兆6,260億円)となり、過去最高を更新している。

取引件数の詳細を見ると、全体の約6割を占める住宅が25万6,512件となり、前年比で1.5%減少。ただ、取引の約半数を占める30万リンギ(約1,190万円)以下の物件がやや軟調だったものの、100万リンギ(約3,980万円)以上の高級物件の取引は微増している。

背景には、国際情勢の不透明感が高まる中、住宅ローン依存度が高い低中所得層が購入に慎重になった一方で、購買力のある富裕層は引き続き資産性の高い物件の物色に動いたことがあると見られる。

なお、2025年第4四半期(10~12月)における、地域別のコンドミニアム価格指数(2010年=100)を見てみると、クアラルンプールが前年比1.5%上昇の242.9となり、過去最高を更新。ジョホール州も同3.6%上昇の242.4と、前期に記録した過去最高値(246.6)に次ぐ高水準を維持した。

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投稿更新日:2026年03月05日